
今回ご紹介する本は、最近よく目にするようになった「非認知能力」を小学生でも分かるくらいに簡単にまとめた一冊です。分量はかなり少なめで、イラストが多めなので読んで理解するというよりも視覚でイメージする感じの本です。なので、私もイメージをもとにお伝えしようと思います。
①非認知能力を知ろう
②ますは自分を知ろう
③価値観・信念をもとう
④メタ認知しよう
①非認知能力を知ろう
私の学生時代は、とにかくテスト重視。記憶力を頼りに問題を解きまくり、良い点を取るという時代でした。これが、認知能力(点数化できる力)です。最近は受験でも面接や学校生活を生かす推薦を重視するようになっています。これは、変化の予想できない現代で、非認知能力を見とる方法を重視するようになったともいえるでしょう。いくら認知能力が高くてもAIに勝てないことも理由の一つでしょう。
非認知能力を一言で言うならば、人間性です。これを6個に分けると、「意欲・向上心」「レジリエンス」「自制心・忍耐力」「自信・自尊感情」「柔軟性」「コミュ力」となり、この力を付けることが非認知能力を高めることになります。また、関わることがポイントで「自分を高める(意欲・向上心・自信・自尊感情)」「自分と向き合う(自制心・忍耐力・レジリエ)」「他者とつながる(柔軟性・コミュ力)」の3つを意識することが大切です。「自分を高める力」が高まると、困難があっても前向きで、新しいことに挑戦し、ストレスをためずに生活することができます。「自分と向き合う力」が高まると、困難があっても我慢強く取り組み心を安定させることができます。「他者とつながる力」が高まると、相手の気持ちを考え様々な人と交流し意思疎通が取れるようになります。
②まずは自分を知ろう
非認知能力を高める第1歩は、自分を知ることです。これは、「自分の感情、思考、行動の傾向を知る」ことで先天的なものと後天的なものを分けて、両方とも知る必要があります。自分を知るために、人生を振り返りますが、その中で自分が大切にしている「座右の銘・格言」にヒントがあります。ヒントの中から、大切な言葉を見付け、それをもとに詳しく言語化していきます。「誰に対して」「どんなときに」「どのように」など自分に問いかけて解像度を上げていきます。自分だけでなく、周りから自分の印象を聞くことで、気付いてない自分に気付くこともできます。
③価値観・信念をもとう
非認知能力が高まると自分が決めた目標に近づくことができます。そのために、自分軸をもつことが大切です。これは、「価値観・信念」ということもできます。自分の価値観・信念はこれまでの生き方が大きく関わってきます。親からの影響など、本当に自分が必要としているものとは違う可能性もあるため、客観的に人生を振り返り、本当に自分が大切にしてきた価値観・信念を見付けます。ただ、これは自分が置かれているフェーズによって大きく書き換わる可能性もあります。価値観・信念は柔軟にアップデートすることが必要です。
④メタ認知しよう
これまでのところで、自分のやりたいこと、目標が定まってきたら、それを実現するために必要な力がメタ認知です。すぐにやりたいことや目標が達成されることは珍しく、失敗や思い通りにならないことにぶつかります。そこで、行動を客観的に見て、正しく振り返る必要があります。メタ認知する順序は、目標設定→問題解決→自分に足りないものを知る→意識の明確化→振り返りです。ここで一番大切なことが、振り返りです。ここを丁寧にやらなければ、同じ失敗を繰り返し、正しくメタ認知することができていないということになります。
まとめ
非認知能力を高めて、メタ認知ができるようになれば、目標に向かって正しい行動ができるようになり、またその行動を習慣化できるようになっていきます。こうなれば、人生は思い通り。バラ色の人生を過ごすことができるようになりますね。私もまだまだこんな状態には至っていませんが、本から学んだことを実践しようと思います。




