本好き教師の読書感想文

現役小学校教師がおすすめ本を紹介しています!

「主体的・対話的で深い学び」を実現する 社会科授業づくり ー北 俊夫ー

今日紹介する本は、がっつり先生向けの専門書になります。 著者は、小学校の教員をして東京で教鞭をふるい、文科省の調査官、大学教授を経て、今は学校教育アドバイザーとして活躍されているようです。本書のほかにも、10冊ほど出版されています。 今回も…

読書感想文 おススメ本「人がいじわるをする理由はなに?」

今日は、現役小学校教師が、夏休みの宿題の敵『読書感想文』の書き方をお教えします。 ポイントを①本選び、②読書感想文(1200字の場合)「前半」「中盤」「後半」 の2つに絞ってお伝えします。最後には、自分が考えた読書感想文を書きます。 ①本選び ま…

超 影響力 ー DaiGo ー

今回紹介する本は、数年前メンタリストという新しいジャンルを作り、メディアで有名になったDaiGoさんの本です。たくさん書店や図書館に並んでいるのは知っていましたが、少し胡散臭い感じがして、敬遠をしていましたが、読みたい本がなくたまたま、図書館に…

14歳からの資本主義

今回紹介するのは「14歳からの〇〇」シリーズで、中学生向けに分かりやすい表現で書かれています。わたしは資本主義と言われて、「そんなの知ってる、なんとなく分かる、学生時代に聞いた」など知っているつもりになっていました。が、ユーチューブなどで…

勉強したがる子が育つ「安藤学級」の教え方

かなり久々の投稿になります。今日、ご紹介する本は、教師に特化した本ですが、子育て中の親御さんでも、子どもへの対応の仕方や声の掛け方などが学べる一冊です。 まず、著者の紹介です。北海道で長年、小学校教師をし、多くの研究授業を公開されている、授…

グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」 ー 松田 悠介 著 ー

今回は、図書館でたまたま見付けました。タイトルのインパクトがすごくて、気になったので借りてみました。タイトル通り、すごく興味深い内容でした。教師をしている私としては、数十年前と変わらない学校現場を経験しているので、著者の思いが痛いほど伝わ…

続「心の基地」はおかあさん ー 平井信義 著 ー

今回ご紹介する本は、30年前に出版された本で、お母さんにながーく読まれているミリオンセラー本です。著者の平井さんは、女子大で何十年と務められ、お母さんやお父さんと子どもの関係を研究されました。大正生まれの方で、一昔前の子育て本かなと思って…

才能の正体 ー 坪田 信貴 著 ー

2学期に入り何かと忙しく、本は読んでいるもののあまりいい本に出会えなくて、投稿をサボってしまいました。しかし、自信をもっておススメできる本に出会いました。それが今回紹介する本です。著者は、ビリギャルで有名になり、いまではメディア出演や講演会…

子どもの逆境に負けない力「レジリエンス」を育てる本 ー 足立 啓美 鈴木 水季 共著 ー

今回、紹介する本は、ブログの中にも何度も登場する「レジリエンス」が表紙にデカデカと載っている本だったので、ビビッときてすぐに手に取りました。「レジリエンス」は、今話題のプロスポーツ選手やビジネスの大物も大切にしている力です。 でも、学校現場…

16歳の仕事塾 ー 堀部伸二・山岸慎司 著 ー

今回ご紹介する本は、中高生向けに書かれた本です。わたしがなぜ、この本を選んだかというと、小学校教師であるわたしは、教え子が卒業するとその後の子どもたちの人生に関わる機会は少なくなります。でも、子どもたちは、思春期である中高生のときに人間関…

本当に伝わる言葉がけ  ー 小川 大介 著 ー

今回紹介する本は、がっつり「子育て」本です。子育て本は、たくさん紹介をしてきましたが、多くの著書を読むことで分かってきたことがあります。共通するのは、子育てはテクニックではなく、まずは子育ての心構え(メンタル)をしっかりと作るということで…

一流のプロ講師が実践している話し方 ー 加藤 恵美 著 ー

今回、紹介する本は、「話し方」の本です。なぜこの本を選んだかというと、近々大勢の人の前で話す機会をいただいたことと、教師は教え方以上に話す技術を学んだ方がいいと考えたからです。ということで、いつもの図書館で「話し方」をキーワード検索し、発…

ミライの授業 ー 瀧本 哲史 著 ー

今回は、中学生向けの本をご紹介します。夏休みということもあり、「自分ならどんな読書感想文を書くかなー」と考えていました。そして、ひらめきました。「そうだ。本気で読書感想文を書いてみよう。」 読書感想文は夏の課題、不人気No1です。書き方の手本…

2020年からの教師問題 ー 石川 一郎 著 ー

今回からは、またいつも通りのやり方に戻って、1回で1冊、最初にまとめをするという従来の形で本を紹介していきたいと思います。 さっそく、今日紹介する本は、現役教師であるわたしにとって気になるタイトルだったので、すぐに手に取りました。私自身、学…

習慣超大全 ー B・Jフォッグ 著 須川綾子 訳 ー ④

今回は「習慣超大全」の4回目であり、500ページを超える分厚い本の最終回になります。ちなみに、1~3回目までは、目次のチャプターごとに紹介してきたので、今回もチャプター通り、3つに分けて紹介します。そして、最後のチャプターが結論になります。…

習慣超大全  ー BJ・フォッグ 著  須川綾子 訳 ー ③

同じシリーズの第3弾になります。ここでやっと半分が過ぎたあたりなので、第4弾を最終回にしようと思っています。少しずつ習慣を作るための核心に近づいている感じがあるので、読んでいてワクワクします。では今日も、結論なしの内容のみで紹介していきま…

習慣超大全 ー BJ・フォッグ 著 須川綾子 訳 ー ②

昨日お伝えしたように、500ページを超える本なので、分割して記事を書いています。今日は第2弾!!今回も素晴らしい内容なので、よだれを垂らしながら読んでいました。では、3つのことをお伝えします。 ① 分析 ② コミュニケーション ③ 能力 ① 分析 フォ…

習慣超大全  ー BJ・フォッグ 著  須川綾子 訳 ー

今回は、わたしの求めていた本に出会えたので、少し興奮気味にお伝えしたいと思います。しかも、作者も内容も分からず、図書館でたまた手に取った本だったので運命的な出会いを感じました。 まず、著者の紹介です。皆さんご存じスタンフォード大学の教授をさ…

現代語訳 学問のすすめ  ー 河野英太郎 著 ー

夏休みに入り時間に余裕ができるので、私にとって「読書の夏」がやってきました。読んだ本をなるべくたくさんブログにあげ、みなさんにお伝えするとともに、アウトプットして本の内容を自分のものにしようと思います。 今日ご紹介する本は、日本人なら一度は…

脳が冴えわたる4つの集中力 ー 青砥 瑞人 著 ー

以前「自律する子の育て方」を紹介しましたが、その本が面白すぎて、著者(青砥さん)を調べると、他にも、出版されていたので図書館をチェックしてみましたが、どこにも置いておらず、すぐさま大きめの書店に行って、今回の本をゲットしました。 面白すぎて…

人生がすべてうまくいく「魂の成長」 ー 斎藤一人 著 舛岡はなゑ 監修 ー

今回、ご紹介する本は、3冊目となる斎藤一人さんの本です。3冊とも幸せになるための法則が書かれていますが、どの本も切り口が違い、何冊読んでもあきない内容です。魂と聞くと、世間的にはスピリチュアル、宗教と敬遠されがちですが、この発想をした人は…

最新の脳科学で分かった!自律する子の育て方  ー 工藤勇一・青砥瑞人 著 ー

本日紹介する本は、私の専門「子育て」と大好きな「脳科学」のプロ二人がコラボして書かれています。素晴らしくて面白い、ためになる本です。文庫本で読みやすく、集中してあっという間に読み切り、気付けば付箋だらけになっていました。 今回も子育てに困っ…

「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない ― 坪田信貴 著 ―

久々の投稿になりますが、今回、紹介する本の著者は、数年前「ビリギャル」という本で有名になった坪田さんです。この方は、海外などで心理学を学びその理論を学習に生かした塾を経営されています。子どもたちに教えること中心のティーチングではなく、子ど…

ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある ー 西野 亮廣 著 ー

今回紹介する本の著者は、知名度・人気ともに高い元お笑い芸人?(現経営者?)のキングコング西野亮廣さんです。面白くて、頭が良くて、未来を見通す力があり、よい意味で人たらしな方です。数年前まで好感度低い芸人の扱いを受けていましたが、実力を世間…

「感情」の解剖図鑑 ー 苫米地 英人 著 ー

今回紹介するタイトルを見て、感情という目に見えないものを図鑑にすることなんて、できるのかと思われた人もいるかもしれません。しかし、この本は、感情について科学的にどのように作られ、どのようにコントロールすればよいかが書かれています。しかも、…

ネオ子育て~親子で知的好奇心を伸ばす~ ー 草野 絵美 著 ー

今回は、久々に子育てに関する本を紹介していきたいと思います。まずは、著者の紹介です。草野絵美さんは、学生結婚で子どもを産み、今は9歳と0歳の息子さんを育てられているようです。NFTでギャルバースというものを企画し、ネットに詳しい人たちには知ら…

「心が強い人」は人生思い通り 神メンタル  ー 星 渉 著 ー

今回、ご紹介する本の著者は、わたしの大好きな「星渉」さんです。3冊目になります。この方は、心理療法、認知心理学、脳科学を学ばれて、コーチングなどの手法を取り入れて多くのビジネスマンの夢を実現するサポートをされています。心理系はわたしの大好…

ユダヤの商法 ― 藤田 田 著 ―

今回紹介する本は、ビジネス書とし1972年に発刊され、現在までに100万部近く売れている大ベストセラーです。知らない方は「藤田田」ときいて変な名前と思うかもしれません。わたしもペンネームかと思いました。ただ、ご存じの方も多いと思いますが、…

プロセスエコノミ―  ― 尾原和啓 著 ―

ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?わたしは休みの間、旅行などやることもありますが、自分の時間もたっぷり取れそうなので、読書を楽しもうと思っています。昨日、さっそく図書館に行き、タイトルだけを見ておもしろそうな本を10冊ほど借りてきま…

ひろゆきのシン・未来予測 ― 西村博之 著 ―

今回、ご紹介する本の著者は、最近メディア(特にテレビ)でよくリモート映像で登場する方、〝ひろゆき”こと西村博之さんです。討論・バラエティ番組のコメンテーターとして、よく論破王と言われていますよね。とても理論派でデータを基に現実的な考えを主張…