本好き教師の読書感想文

現役小学校教師がおすすめ本を紹介しています!

斎藤一人 みるみる運を引き寄せる「そうじ力」 ー 舛岡 はなゑ 著 ー

前回の投稿がふがいなく、自分で納得できなかったこともあり、今回は、気合いを入れて自信をもって紹介できる本をチョイスしました。あまりにも面白くて1時間くらいで読み切れたので、2日連続の投稿をしてみました。

 

タイトルの頭にある斎藤一人さんの説明から入ります。12年連続高額納税者トップ10に入り、様々な事業を展開したり投資をしたりしているセレブさんです。よく書店や図書館で見る著者でかなりの有名人ではあるものの、今まで一人さんの著書を恥ずかしながら読んだことがありませんでした。ファンの方には申しわけないですが、「一人という名前とあやしいことしてそう」という勝手な思い込みにより避けていたところがあります。

でも、この本を読んで、もっと一人さんの本を読みたいと心から思いました。また、別の本を紹介したいと思います。

 

この本は、120ページほどでしかも1ページの文量も少なく、子どもでも読めるくらいです(スピリチュアル系も入っているので内容は理解できないかもしれませんが)。読書が苦手な方でも読みやすいので、超絶おススメです。

 

いつも通り最初に内容をまとめます。

「ものへの執着を捨て、そうじ力を高めると部屋がきれいになるだけでなく、心がきれいになり、素晴らしいエネルギーが満ち溢れる」です。

 

「エネルギーという言葉がスピリチュアルっぽくてアレルギーが出る」という方には、これからの内容がイメージできず納得できないかもしれません。でも、最後まで読んでいただき、何かヒントを受け取ってもらえるとうれしいです。一人さんは、人の命を愛と光のエネルギーと表現しています。さらに、スピが強くなりそうですが、わたしもエネルギーはあると信じているタイプなので、この本にハマってしまいました。

 

紹介したいことは山ほどありますが、①「そうじ力」の根本的な説明、②「そうじ力」で運気アップ の2つについて説明します。

 

「そうじ力」の根本的な説明

「そうじ」は小学校からみんながやってきたことで大切なことは知っています。でも、学校のそうじ時間って「だるい・めんどくさい・かっこ悪い」のイメージがないですか?義務教育では、そうじの根本的な重要性を説明しませんし、教師はそれを説明する知識もありません。さらにいうと、スピリチュアル的なことを伝えると保護者からのクレームにもつながりかねません。

この本を読んで、「そうじの根本的な意義はエネルギーを高める」ことだと確信しました。これを例を挙げながら、みなさんを説得していきたいと思います。

1つ目の例です。大人になっても子どものときに使っていたぬいぐるみを捨てれない人って、まれにいますよね。この人たちは、ぬいぐるみに特別な感情をもち、捨てることへの罪悪感を感じて捨てられないんだと思います。でも、ぬいぐるみを嫌いになって捨てるわけではなく、何かにふん切りをつけるために捨てるのなら、ずっと自分の近くに置いておくよりも、人形供養のお寺などにもっていって、愛情をもったまま捨てる方がいいんです。そして、よい思い出だけを心に残して、次のステップに向かうことができる方が人形も応援してくれるはずです。この例のように、愛着のある物を捨てる罪悪感ではなく、よい思い出を心に残して捨てることで「そうじ力」が上がり、エネルギーを高めることにつながります。

2つ目の例です。今は、別れの時期なので「こんな経験あるよね」というあるある話で説明します。教師をしていると、最後に児童から手紙をもらって捨てられずにずっと持っているということがあります。皆さんも大切な方からの贈り物を捨てると裏切るような気がして捨てれないということがあると思います。この手紙や贈り物は、捨てていいんです。なぜなら、贈り手は、「感謝の気持ちを受け取ってほしい」でも「言葉だけじゃ物足りない」という気持ちで贈ります。ということは、相手の気持ちをしっかりと受け取れば、物を捨てたいという自分の思いを相手も受け取ってくれるはずです。じゃないと逆に嫌がらせに近い、贈り物になってしまいます。捨てたことに相手が、怒るようであれば付き合い方を考えた方がいいということなんです。

相手の思いを過剰に受け取ることでエネルギーが下がります。だからこそ、自分の思いを優先させることでエネルギーアップさせることができます。これは、親の形見なども一緒です。使わずに押し入れに置いておくと、そこから負のエネルギーを生むことにもなりかねません。

 

「そうじ力」で運気アップ

先ほどのエネルギーの話にもつながりますが、物への感謝の気持ちをもちながら捨てることで、物は自分を応援してくれます。その信念をもって、この続きを例を挙げながら書いていきます。

1つ目は、金運アップの「そうじ力」です。みなさんはお財布の中はどうなっていますか?電子マネーでお金が入っていないという人は別ですが、小銭やお札が乱雑に入っていませんか?部屋を掃除している人は、必要、不必要を決断できるようになっています。だから、買い物に行っても、いらないものには手を出さなくなります。さらに、財布をきれいに整理することで、お金はスペースに余裕ができ、ストレスなくしっかりと働いてくれるようになります。逆に、小銭やレシートでお札のスペースを脅かすと、ストレスが溜まってお札が出るだけで、入ってこなくなってしまいます。お金は、わたしも関心が高いと思うので、今日から整理をしていこうと思います。

 

2つ目は、腸の「そうじ力」です。ものではなくて、体のそうじ??とイメージに無かったかもしれませんが、健康のために「体のそうじ力」はとても大切です。特に、腸は第二の脳といわれることもあり、様々なホルモンを分泌しています。このホルモンは、感情や考え方にも大きく影響しています。満腹になると幸福感を得られるように、腸をそうじすることでストレスが軽減され、運気がアップします。そのためには、暴飲暴食をしない、体にいいものを食べるなど、小学校でも習うことを地道にこつこつと、日常的にやっていくことが大切です。特に、お通じをよくすることで、体内に必要ないものを残さないので、健康な体を作ることができます。

 

余談ですが、一人さんがいつも言っている口癖を最後に紹介します。

「愛してます ツイてる うれしい 楽しい 感謝します 幸せ ありがとう ゆるします」

これは言葉のそうじです。プラスになる言葉は残しておき、マイナスになる言葉は捨てる。言霊といわれるように、言葉に魂が宿るので、プラスの言葉を使うとよい波動を呼び運気が爆上がりします。

 

余談は、かなりスピリチュアルなことですが、最後まで読んでいただいた方に、このことが少しでも伝われば、皆さんの幸せにつながると思っています。

賛否両論あると思いますので、コメントなどいただけると嬉しいです。

では、次の本でお会いしましょう!!